キャッシュレス化が進みクレジットカードの利用も必須になってきました。クレジットカードの審査もあまり厳しくなく、手軽に利用できるカードとして「楽天カード」があります。
楽天カードの審査は割とゆるいと言われており、以下の条件に合致すれば、審査に合格することがほとんどです。
- 年齢は、満18歳以上であること
- 安定した収入のある人
- 継続収入がある人
- ブラックリストに登録されていない
なお、専業主婦は「配偶者に収入があること」学生は、「本人に収入がなくても親に収入があること」が前提になっています。
楽天カードを使う大きなメリットは、「楽天市場」で楽天カードを利用して決済した場合にポイントがたくさん付くことです。ただ、ポイントの中にも「無期限のポイント」と「期間限定のポイント」の2種類が存在し、期間限定ポイントは名前の通り、特定の期限までに利用しないと失効してしまうポイントです。
今回は期間限定ポイントの効率的な利用方法についてご紹介したいと思います。私も楽天カードを保有しており、毎月楽天市場から買い物をしていますが、その時に実際に運用している方法です。
目次
標準スペック
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | VISA,Mastercard,JCB,AMEX |
ポイント還元 | 100円につき1円相当の1ポイント付与(1%還元) |
電子マネー | 楽天Edy,QUICPay |
追加カード | ETCカード,家族カード |
締め日・支払日 | 月末締め、翌月27日支払い |
海外旅行保険 | 最高2,000万円(利用付帯) |
国内旅行保険 | 付帯なし |
ショッピング保険 | ネットショッピングの不正利用補償あり |
入会特典 | 楽天市場でのお買い物が毎回3倍 |
入会キャンペーン | 入会タイミングにより各種キャッシュバックキャンペンを実施 |
ポイントがたくさん付くタイミングや条件
- 【常時】毎月5と0の付く日(5日、10日、15日、20日、25日、30日)
- 【常時】SPU(スーパーポイントアッププログラム)
- 【期間限定】お買い物マラソン
毎月5と0の付く日

出典:楽天市場
毎月5日、10日、15日、20日、25日、30日であれば、対象キャンペーンにエントリーするだけで「+2倍」のポイントが付与されます。急ぎでなければ、対象の日にちに購入する方が付与されるポイントが多くなります。
SPU(スーパーポイントアッププログラム)

出典:楽天市場
上記のさまざまだ条件を達成すると各項目に合わせて付与されるポイントを加算することができます。
楽天市場の利用が多いのであれば、「楽天銀行+楽天カード」の組み合わせはおすすめです。
お買い物マラソン
期間限定のキャンペーンですが、獲得ポイントを大幅に上げることができるので積極的に利用すべきキャンペーンです。
同じショップで買い物をした場合は、カウントされないので注意が必要ですが、最大で「+10倍」まで獲得ポイントをあげることができます。
このような期間限定で実施しているキャンペーンで付与されるポイントは「期間限定ポイント」として付与されるのでポイント自体にも有効期限があります。
楽天ポイントの種類
楽天市場では、ポイントアップのキャンペーンをたくさん実施していますが、その場合のポイントはほとんどが期間限定のポイントです。期間限定ポイントが付与された翌月末までにポイントを使い切らないと失効してしまいます。
そのため、期間限定ポイントはうまく使わないと有効的に使えない場合があります。
無期限ポイント楽天市場に登録している場合、楽天クレジットカードで決済をなどの常時適用されるポイントです。
お買い物マラソンや「毎月0と5の付く日に適用されるポイント」などの特定の条件を満たしたときに付与されるポイントです。
期間限定ポイント利用時に付与されるポイント計算方法
注意ポイント
「無期限のポイント」は原価に対して所定のパーセントのポイントが付与されます。
「期間限定のポイント」は支払額に対して所定のパーセントのポイントが付与されます。
10,000円の商品を購入する際に10,000ポイント使った場合、以下のようなポイント計算になります。
ポイントだけで商品を購入した場合
【原価】10,000円 - 【ポイント】10,000円 = 【支払額】0円
取得ポイント
無期限ポイント(3%の場合)の取得ポイント【原価】10,000円 * 3% = 300ポイント
期間限定ポイント(10%の場合)の取得ポイント【支払額】0円 * 10% = 0ポイント
トータル取得ポイント:300ポイント
ポイントを全く使わずに商品を購入した場合
【原価】10,000円 = 【支払額】10,000円
取得ポイント
無期限ポイント(3%の場合)の取得ポイント【原価】10,000円 * 3% = 300ポイント
期間限定ポイント(10%の場合)の取得ポイント【支払額】10,000円 * 10% =1,000ポイント
トータル取得ポイント:1,300ポイント
つまり、今回の商品購入で新たに追加取得できるポイントだけで見ると既存のポイントを使わずに商品を購入した方が取得できるポイントが多いのです。
これは楽天市場以外で楽天ポイントを利用するシーンがあれば、楽天市場では使わずに、別の場所で使った方がお得ということになります。
期間限定ポイントのお得な使い方
上述の通り、楽天市場でポイントを使うと購入時のポイントが減少します。(期間限定のポイントで購入した時のポイントは付かない仕組みになっているようです)
そのため、楽天市場ではあくまでも現金(クレジットカード)で購入し、そこで最大限のポイントをGETして、取得した期間限定ポイントは別の場所(楽天市場以外)で利用する方法がおすすめです。
その方法として有効なのが、楽天ペイで期間限定ポイントを使用することです。
楽天ペイが使えるところであれば、どこでも構いません。また、楽天ペイ使用時にもポイントが付与されるので、取得ポイントが減るどころかさらに増えるのです。さらに楽天ペイ側でキャンペーンを実施していれば+αで追加でポイントが付与されます。
私はコンビニ(特にローソン)で楽天ペイを使って決済を行っているので、その時に期間限定ポイントを使い切っています。
ちょっとした食べ物や飲み物をコンビニで買うことがあると思いますが、その時に楽天ペイを使うのです。また、タバコを吸っている人限定になりますが、ポイントの期限が切れそうになったとしてもタバコをまとめてカートンで購入すれば、買いだめしておくことも可能です。
注意
楽天ペイをコンビニなどで利用する場合は上限があります。
4,000円までです。
以前はなかったのですが、利用金額の上限が設定されました。
カートンで購入すると4,000円を超えてしまうので、楽天ペイでエラーが出て利用できません。
補足
ポイントは100円あたり何%のポイントが付くという仕組みになってます。そのため、99円以下のポイントを使った場合は期間限定ポイントでも影響を受けません。
そのため、地道な作業になりますが、期間限定ポイントでも1回あたりの買い物で99ポイント以下(100円未満の料金をポイントでまかなう方法)を利用するようにすれば、ポイントの損にはなりません。
まとめ
ポイントも使い方を工夫すれば、より一層お得に使うことが可能です。仕組みさえ知っていれば、誰でも使い方を工夫することができます。ポイントといってもお金と同じ価値なのでお得に使いましょう。
せっかく貯めたポイントが期限切れで使えなくなってしまうのはもったないです。欲しいものがない時でもコンビニなどで日用品を購入して買い溜めしておくこともできますので、頑張って溜めたポイントを有効活用できるように、色々試してみるといいかもしれませんね。
楽天カードをまだお持ちではない場合はこちらからお申込みできます。