みなさんは寒い冬はどのような靴を履かれますでしょうか?
私はブーツを履くことが多いです。「ドクターマーチン」や「Timberland(ティンバーランド)」、「RED WING(レッドウィング)」などのブランドが人気かと思いますが、私はレッドウィングを履くことが多いです。本革が用いられているのでちゃんと手入れすれば、ずっと履ける商品です。履けば履くほど味が出てきて、自分の足にフィットしてきます。ただ、初めのうちは革が固いため、履きづらく、人によっては足が痛くなるのでこともあります。
学生の頃は、スニーカーをよく履いていたのですが、ずっと履き続けていると痛んでくるので2-3年程度でダメになってきます。そのタイミング靴を買いなおしても、もちろんいいのですが、ずっと履ける自分の味が出ている靴が欲しいと思い、最近はレッドウィングを好んで購入することが多いです。
ずっと同じ靴を愛用して履いていると靴底(ソール)が削れてなくなっていきます。そうなると靴底を補強する必要ができてきます。かかと部分が少し減っているだけであれば、かかと部分の補修だけで問題ありませんが、かかとが減りすぎていると靴底(ソール全体)の交換が必要になります。
自分で修復する場合
靴のかかと部分であれば、自分で以下のような靴修理キットと接着剤を購入して修理することも可能です。
すり減ったかかと部分と同じような色と大きさの「靴修理キット」が販売して入れば、自力修理ができますが、やはり正規品ではないので見た目は悪いです。遠目から見れば分からないかもしれませんが、近くで見れば形の合わない部品がついていることは一目瞭然です。
一時的な修理で、近いうちに廃棄する予定であれば、問題ないと思いますが、お気に入りのブーツなどを下手に自分で修理すると取り返しがつかないことになります。その場合、接着剤で取り付けた部分を切除して、そこからちゃんとした修理をしないといけなくなるため、トータルで余分に費用が発生する可能性もあります。最悪、処分して新しい靴を買いなおす必要が出てくるかもしれません。
修理道具
自分で修理する場合は以下のような道具を使えば、修理することができます。
ソール交換の種類
靴底(主にかかと部分)を交換する手段として大別すると2種類あります。
- かかとのみ交換
- 靴底全体を交換(ソール自体交換)
かかとだけ交換する方法と靴族をすべて交換する方法です。お店によって変わりますが、かかとだけの交換と靴底(ソール)交換の値段はそこまで金額の差はありません。といっても数千円は差があります。
私の場合は、かかと部分がかなりすり減っていたのとソール部分の色と素材をこの機会に変えてみたかったのでソール交換を選択しました。
元々のソールの色が気に入っており、かかと部分のすり減り具合がそこまで多くないのであれば、かかと部分の交換のみでいいと思いますが、数年履いてきたので色味を変えたい気持ちも出てきます。
これを機にカスタマイズして気分転換するのもいいでしょう。靴紐なども変更できますしね。
交換の流れ
こちらもお店によって変わってきますが、私が利用したお店では以下の流れでした。
- 【店舗】WEBサイトから申込。あわせて見積もりをもらう(メール)
- 【自分】希望した内容で問題なければ、商品(自分の靴)の発送(郵送)
- 【店舗】お店から靴が届いた旨の連絡がくる(メール)
- 【自分】見積もり金額を指定口座に振り込み
- 【店舗】入金確認後、修理作業を順次開始
- 【店舗】修理完了後、発送(事前にメールで連絡あり)
- 【自分】修理品の受け取り
レッドウィング専門店でお願いしたのですが、相場は大体1,0000~1,5000円の間ぐらいだと思います。
不明点があったら、都度メールでやりとりをさせていだき、返事も早くいただけたので心配のない対応でした。
私が修理依頼したときはちょうど年末年始だったので、通常よりは時間がかかりましたが、靴を発送してから2~4週間程度で完了して手元に届きます。冬に向けて、ブーツを事前に修理しておきたい場合は、秋ぐらいから修理をしておいたほうがいいでしょう。(ブーツの修理には時間がかかるものだと思って、依頼しておいたほうがいいです)
私が利用させていただいたRED WING修理店は以下です。
色々なソールがあり、自分の好みのソールに交換することができます。
ソール交換前のブーツ
3年ぐらい履き続けたブーツです。かかとがすり減って、ほとんどなくなっている状態です。中敷きまで達しているので、雨の降った日はたまに靴下が濡れてしまうほどでした。
ソール交換後のブーツ
ゴムは硬めで見た目重視派にオススメとのことで、このソールに交換しました。耐久性と見た目のボリューム感があるのがウリでした。
レッドウィングのブーツは固いので、皮の部分が馴染んでいる状態で、靴底だけ新品のような感触です。履いている感じは新品を履いているのと同じような履き心地でした。
まとめ
今まで靴は靴底が減ったりして、古くなってきたら買い換えていましたがレッドウィングのような本革のブーツであればソールを交換して、長年履き続けることができます。靴底は履いているとどうしても減ってきてしまうので、どこかで交換しないといけないタイミングが訪れます。
ソール交換してもらった靴を履いていますが、歩いている感じは新品の靴を履いているのと同じような感覚です。見た目は数年履いていて味が出ている感じになっていますが、地面に接触する部分は新品です。
かかと部分があるのとないのでは、ダイブ感覚が違うのだと感じさせられます。慣れるまで、若干歩きづらいですが、慣れると今まで通りです。新品を買っても同じ現象にはなるのですが。
今回ソールを交換してもらった靴はもう5年ぐらい履いている靴です。これからもまだまだ履けそうなので、靴底が擦り減ってきたら、また別の種類のソールに交換して、いろいろなパターンを楽しみたいと思います。