都営地下鉄、都バス(多摩地域を含む。)、都電荒川線、日暮里・舎人ライナーに加えて、東京メトロ(全線)、JR線(都区内に限る。)を1日に限り何回でもご乗車できる東京フリーきっぷ(1日乗車券)をご存知でしょうか。
一日のうちに特定の駅であれば、何度でも乗り降りができるフリーきっぷです。一日のうちに何か所も駅に降りる予定であれば、フリーきっぷを使うことにより乗車代をお得にすることができます。
今までは、乗車券(キップ)のみの販売であったため、毎回乗車券を改札に通す必要がありましたが、2020 年3月 14 日(土)から「東京フリーきっぷ」が Suicaや PASMOでも利用できるようになります。
目次
東京フリーきっぷ(1日乗車券)とは
東京23区内のJRと地下鉄、日暮里・舎人ライナー、都電、都バスが乗り降り自由のきっぷです。
発売開始日(IC 企画乗車券)
2020 年3月 14 日(土)~
※乗車券(キップ)は現在も購入可能
発売額
大人:1,600円 / 小児:800円
フリーエリア

出典:東京都交通局
利用できるICカード(Suica・PASMO)
My Suica(記名式)、Suicaカード、Welcome Suica、PASMO、PASMO PASSPORT
利用できないICカード(Suica・PASMO)
- 定期券
- IC企画乗車券を利用中のSuica、PASMO
- モバイルSuica
- 記念Suica
- 定期券情報が搭載できないICカード
発売箇所
- 東京都区内の JR 東日本の各駅(みどりの窓口、指定席券売機※、多機能券売機、自動券売機)
- JR EAST Travel Service Center の窓口
- 東京メトロの各駅、都営地下鉄各駅、日暮里・舎人ライナーの各駅
※一部取扱いのない箇所もあり
利用条件
フリーエリア内のJR東日本線、東京メトロ・都営地下鉄の普通列車(快速含む)の普通車自由席、日暮里・舎人ライナー、都電荒川線、都営バス全線(※深夜バス、座席定員制を除く)で利用可能
有効期限
有効期間は、券面に記載された1日間に限り有効(0時を過ぎた場合は、終電車まで有効)
有効期間開始日の変更は、有効期間内で未使用の場合に限り、1度だけ可能
払いもどし
未使用で有効期間内に限り発売箇所で可能(220円の払戻し手数料が発生)
※運行不能や遅延による払戻しは不可
特典
一日乗車券特典ガイドブック「ちかとく」を利用(ちかとく対象の施設や店舗に乗車券を提示)することにより、割引やプレゼントなどの特典を受けることができます。(対象乗車券の利用当日に限る)
定番の観光スポットやアミューズメント施設、ショッピングで「ちかとく」を利用することができます。
「ちかとく」が利用できる施設や具体的な特典については、ちかとくのサイトをご確認ください。
まとめ
あまり知られてないかもしれませんが、同じ日に電車の乗り降りを繰り返して色々なところを回る予定であれば、東京フリーきっぷ(1日乗車券)はお得なサービスです。「ちかくと」の対象店舗であれば、さらにお得な特典を受け取ることができます。また、フリーエリア内の駅の自動改札機をワンタッチで改札を通過できます。フリーエリア外に乗り越してもチャージ残高から自動精算が行えるため、スムーズに電車の乗り降りをすることが可能です。
今まで乗車券(キップ)で使い勝手が悪かったかもしれませんが、ICカードでも使えるようになります。この機会に一度利用してみてはいかがでしょうか。メトロなどであれば、運賃が高めに設定されているのでフリーきっぷを利用すると思った以上にお得になることがあるかもしれません。
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