Windowsのパソコンでファイルを作成することを繰り返していると、どこのフォルダにファイルを置いたのか分からない!そのような経験はないでしょうか。
その場合、Windowsの機能を使って以下のようにファイル検索をすれば入力した文字列が含まれるファイルを探し出すことができます。
Windows7の場合
Windows Explorer(ウィンドウズ エクスプローラ)から検索
Windowsボタン(スタートメニュー)から「プログラムとファイルの検索」から検索
デフォルトの設定だと「ファイル名」しか検索してくれないので、ファイル名の一部を覚えておかないと検索することが出来ません。
Windowsのエクスプローラである設定をするとファイルの中に記載している「文字列」も含めて、ファイルを検索することが出来るようになります。
ツール(T)から「フォルダーオプション(O)」を選択
※ツールーバーが表示されていない場合は、キーボードの「Alt」ボタンを押すと表示されます。
もしくは、「整理」から「フォルダーと検索のオプション」を選択
フォルダーオプションの画面が表示されます。
この画面ではフォルダ内での表示方法や検索オプション(インデックス)などの設定を行うことが出来ます。
インデックスとは「索引」「見出し」などの意味をもつ言葉で、格納されたデータをより早く検索したり抽出できるように作られる索引データのことです。
検索設定は「検索項目」「検索方法」の2項目の設定をすることが出来ます。
検索項目から「ファイル名と内容を常に検索する」にチェックをいれると、指定したフォルダ階層のフォルダにあるデータから常にファイルの内容(中身)も検索します。
ただ、索引(インデックス)がないので検索には時間がかかります。
ファイルの中身に記載したキーワードを何かしら記憶しておけば、目的のファイルを見つけることが出来るので大変便利です。
自分自身でフォルダ構成やファイルの場所を覚えておくのが理想的ですが、ファイルを探しても見つからない場合などは検索設定を変更して検索したほうが自力で見つけ出すよりは短時間で見つけられるでしょう。
Windows10の場合
Windows Explorer(ウィンドウズ エクスプローラ)から検索
Windows10の場合も基本的にあ設定する項目は同じです。
フォルダーのオプションの検索タブから以下項目にチェックをします。
■検索方法
・ファイルシステムのファイルフォルダーの検索にインデックスを使用しない(D)にチェック
■インデックスが作成されていない場所の検索
・ファイル名と内容を常に検索する(C)にチェック
最後に
検索時間は少し長くなるかもしれませんが、記憶を辿りながらいろいろなファイルを開いて確認するよりは早く探せて手間もかからないのではないでしょうか。
該当ファイルの場所の想定が出来ている場合は、自力で探したほうが早い場合もあると思いますので、状況によって検索方法を使い分けましょう。